睡眠薬の依存性・副作用をチェック

2019年4月30日

睡眠薬の依存性・副作用をチェック

現在の睡眠薬は昔のものと比べて安全性の高いものが増えています。
安全性が高いとはいえ、全く依存性や副作用が無くなったのか?と聞かれるともちろんそうではありません。
睡眠薬に限らず医薬品というのは副作用リスクはつきものですし、依存性があるものも存在します。どんな医薬品も使用する際は必ずリスクも把握しておかなければなりません。
睡眠薬にはどれ程の依存性や副作用があるのかをチェックしていきましょう。

睡眠薬の依存性は高い?

睡眠薬の依存性は高い?

依存性が強いイメージがある睡眠薬。実際はどうなのでしょうか?

近代に開発された睡眠薬は昔主流だったバルビツール酸系の薬よりも依存性が低く、安全面において向上しています。
過剰摂取によって死亡したり、依存が高いとされていたのはこのバルビツール酸系です。
バルビツール酸系は医師でも薬剤コントロールが難しいのが特徴で、現在では使用されていません。現在の主流はベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系。この二つの薬剤はバルビツール酸系の後に登場しました。

バルビツール酸系→ベンゾジアゼピン→非ベンゾジアゼピンの順に開発され、とくに非ベンゾジアゼピン系は依存のリスクが低いとされています。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
超短時間作用型 ハルシオン マイスリー、ルネスタ、アモバン
短時間作用型 レンドルミン、ロラメット、エバミール、リスミー
中時間作用型 ロヒプノール、サイレース
ベンザリン、ネルボン
ユーロジン、エリミン
長時間作用型 ドラール、ダルメート、ベノジール、ソメリン

依存性リスクが低い非ベンゾジアゼピン系の薬剤でも、長期間の服用は依存の原因です。

長期服用は薬の耐性がついてしまい、身体が依存しやすくなってしまいます。精神依存にも繋がり、眠れない事から過剰摂取が習慣化するリスクも。

身体が依存している状態で薬をやめてしまうと、抑うつや頭痛といった離脱症状が現れる場合があります。

「反跳性不眠」は離脱症状のひとつであり、睡眠薬を中断した事によってより不眠が悪化してしまうというものです。

睡眠薬の利用は長期服用を前提とせず、あくまで良質な睡眠をとる手段のひとつとして考えましょう。常用しないことで依存リスクを軽減できます。

睡眠薬の副作用って?

睡眠薬の副作用って?

ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用は以下です。

眠気
めまい
ふらつき
前向性健忘
胎児の奇形

このような症状があります。

作用が次の日まで持ち越される

睡眠薬の作用が強かったために、翌日にも効果の影響が出てしまう場合もあります。これにより翌朝寝起きが悪くなってしまったり、日中の眠気や集中力の低下に繋がってしまうのです。

高齢者は転倒に気をつける

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には筋弛緩作用があり、力が入りにくくなったりふらついたりする事があるでしょう。対して非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は筋弛緩作用が軽減されています。ふらつきによる転倒予防のために、高齢の方は後者の睡眠薬が使用される場合がほとんどです。

睡眠薬で記憶なし!?前向性健忘

前向性健忘とは、服用後の記憶を無くしてしまう症状です。
友人に電話をかけたり食事をしたりと、周囲からみると普通に見えますが、翌朝痕跡をみつけ驚いてしまいます。
この症状の理由は、薬による中途半端な覚醒によるものです。記憶を司る海馬を中心として脳機能が下がってしまうためだとされています。とくに入眠までのスピードが速い薬(超短時間作用型、短時間作用型)は、体内に成分が吸収されるまでが速く、症状が出やすいです。

胎児の奇形リスクあり

妊娠予定、妊娠しているという方は医薬品の服用は控えるのが基本で、それは睡眠薬も同じです。
胎児の脳や身体を育てるのに大切な時期である妊娠初期はとくに注意が必要で、睡眠薬を服用することで胎児奇形のリスクを高めてしまうのです。
妊娠中の不眠は少なからずあるようです。その場合は医師に相談し、サプリメントなどで対応してみてはどうでしょうか。

依存、副作用リスクが低い睡眠薬やサプリメント

良質な睡眠をとるため睡眠薬を使った方が良い場合もありますが、やはり依存や副作用のリスクが心配であるという方には、より安全性が高い薬剤やサプリメントを試してみてもいいかもしれません。

ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピンより後に登場したメラトニン受容体作動薬の睡眠薬です。メラトニンは体内時計の調整に関係しているホルモンのこと。睡眠、覚醒のリズムを整えてくれる働きがあります。
メラトニン受容体作動薬これまでの睡眠薬と作用が異なり、脳内のメラトニン受容体に働きかけることで睡眠と覚醒のリズムを整えてくれるでしょう。

メラトニン受容体作動薬

ロゼレムジェネリック
睡眠導入剤ロゼレム8mgのジェネリック医薬品です。有効成分が同じであるため同一の効果があります。

ロゼレムジェネリックメーカー/ サンファーマー
有効成分/ ラメルテオン8mg
効果・効能/ 睡眠導入剤・入眠障害改善
8mg×100錠/ 5,570円

睡眠サポートサプリメント

タガラ
不安や緊張を和らげてくれるリラックス作用があり、自然な形で良質な睡眠へと導きます。睡眠作用を持つ天然成分で出来ているため、副作用や依存のリスクが心配な人でも安心して利用できるでしょう。

タガラ
メーカー/ ヒマラヤハーバルズ
有効成分/ カノコソウ(バレリアン)
効果・効能/不眠症改善・睡眠不足解消
60錠/ 1,340円

睡眠薬を安全に活用しよう

睡眠が困難になりツライ寝不足の日々を我慢するよりも、睡眠薬に頼った方が良い場合もあります。
しかし依存のリスクを考える長期の服用はもちろん避けた方が良いですし、薬によっては副作用の可能性否定できません。
これらのリスクは正しい服用方法を知って出来るだけ回避しましょう。
服用の注意点についてはコチラをご覧ください。
薬を安全に利用するには「長期服用をしない」「用法容量を守る」「最小限の摂取に抑える」ことが大切です。

Posted by KONNO


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